かぎ針編みレシピ・編み図、手芸材料のお店 ロニーク


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Ronique「冬のかぎ針あみこもの」製作こばなし-12-
2017.09.30


久しぶりになりましたが、こばなしです。
いつもおつきあいありがとうございます♪


編み地のアップを載せたくなったこちらは、ビーズ編みのポーチ(の背中側)です。

ビーズ編みというと、滑りが良くて丈夫なレース糸などが向いているのは重々承知なのですが…。

毛糸とビーズをふと近づけた瞬間、この組み合わせで編まずにはいられなくなりました。
あまりにもかわいかったので❤︎

糸選びで気になったのは、糸の強度と結び目の出現についてでした。

強度については、ウールなので、糸を切ろうとして両手に持って引っ張ると切れますが、普通に編むにはそのような動きはない⁈ですね(笑)。
使用糸は、太さも均一で編みやすく、しっかりしたウールでいいなと思いました。

糸への負荷として注意すべきは、編んでいるうちにビーズが手元に詰まってきて、向こうへと送るとき。

あまりたくさんの量を一気に押し下げると糸に負担がかかるので、出来るだけ、糸が強く引っ張られない程度の量を、少しずつ送っていくようにしてみてください。

完成してしまえば、部分的に糸が引っ張られるという心配はないかと思うので😊


次に糸の結び目についてです。

この糸はすごく好きで、ビーズ編み以外の作品でも使わせていただき、全部合わせるとけっこうな玉数を編みました。

結び目が出てくるかどうかを気にして見ていましたが、一度も出てくることはありませんでした。

でも、もし遭遇したら(または違う糸を使って出てきたときには)、結び目よりも少し手前で一旦編むのをストップして、糸を切って糸処理をし、結び目を落として糸をつけ、また続きを編んでいってください。


あと、編み方のページにも書いてあるのですが念のため↓

このポーチにはビーズをたくさん使います。
最初から全部のビーズを糸に通してしまうと、ビーズを糸の向こうへ向こうへと送りながら編むのがすごく大変で、糸にも負荷がかかります。

ビーズを全部通しておくと糸切り、糸つけをしなくてよいというメリットはあるのですが、この作品に関しては、糸処理をするほうがはるかに楽です。

私はビーズの半量を2回に分けて通しました。それでも編みはじめは、ビーズ送りがけっこう大変。

私は一気に編みたいほうなので許容範囲でしたが、もしビーズを大量に送りながら編むことに抵抗がありましたら、3分の1の量ずつ、3回に分けて(その都度糸を切って)通すなどしてみてください。
ビーズ編みの凹凸があるので、糸処理はあまり編み地にひびかないかと思います。


ウールだから気をつかわなければいけないところもありますが、ウールにしか出せないこの風合いが本当にかわいくて、冬の宝物のようです。

もし編んでいただく機会がありましたら、楽しんでいただけるとうれしいです♪


毎度の長文、ごめんなさい。
お読みいただきありがとうございます!

みなさまもよい週末を♪
Ronique「冬のかぎ針あみこもの」製作こばなし-11-
2017.09.22


もうすぐ書店に並ぶかもしれないので、その前に補足でご説明しておく点はないかなと、本を見返しておりました。

ちょっと急ぎ足で、矢継ぎ早なこばなし、失礼いたします。

amazon画像でもご覧いただけるこちらのバッグ、とてもオーソドックスな編込みの作品です。

1点だけ補足すると、編込みの段はすべて“すじ編み”をしています。

表にすじが出ておらず、一見こま編みに見えるのでご注意ください。

うっかりすべてこま編みで編んでしまった場合どうなるかというと、バッグの縦が短くなり、模様がもう少し斜行します。

しっかりしたこま編みが好きなので、自分用ならこま編みでもいいかも、と思うのですが、斜行しないという安心感を感じてもらえるとうれしいので、すじ編みにしました。

このへんも、ゼッタイこうでなきゃ、はないというところです😊


最近、すごく久しぶりに、編込みもないオールこま編みのバッグを編みました。

そんなプレーンなこま編みがぴったりな場合もあって、必要なのですが、気づいたことが一つ。

早くできたような気がするかどうかは、実際にかかった時間ではない、ということ。

オールこま編みのバッグより、編込みバッグのほうが時間がかかっているはずなのに、編込みのほうがあっという間に完成した気がしました。

飽きない、夢中になる、面白い、という効果って、思った以上に大きいですね。


このバッグの編込みは、複雑に見えるかもしれませんが、1段に使う色は2色まで。

ちょっと細かい説明になりますが、編込みご経験者さんへの補足としては…
が編込みでわに編むときは、糸がくるくる巻かさらない(方言⁈)ようにしています。

たとえば、白と青を使うとすると、青に替えるときは白と交差させて(からめて)替え、白に替えときは交差させずにゆるりとしたまま替える、という具合です。

色はどちらがどちらでも良いのですが、自分でこっちはこうと決めて、同じように繰り返します。

これで絡まらないはず。

ちなみに、編込みの往復編みのときは、ずっと糸をくるくるさせてがんばっています。

わ編みの場合、見栄えの違いがあまり分からないので、ちょっとでも楽をしてくださいね♪


これまでで最長かもしれない発売直前号、おつきあいいただきありがとうございます‼︎

では、あとは書店でじっくり吟味してください😊

どうぞよろしくお願いいたします。
Ronique「冬のかぎ針あみこもの」製作こばなし-10-
2017.09.22


おはようございます。
早いもので、10回目のこばなしになりました。

順不同ですが、amazon画像にある最後の作品がこちらです。

4つのパーツをつないで縁編みをしたブランケット。

小さめの作品は、できるだけ糸つぎやとじはぎをしないように工夫していますが、このブランケットは、4つをはぎ合わせるという工程が楽しみで、パーツを編む手が早まりました。

糸の色がえをするので、必ず糸処理は必要になります。
なので、その糸端を利用して、パーツをはぎ合わせてしまっています。

そして、縁編みでいつも気になるのは、どこに針を入れて目を拾うかが明解であるかどうか、という点。

どこに針を入れて編めばいいかが分かりにくいのは、すごく苦手で混乱してしまいます。

そんな私でも何も考えずに編めるくらい、シンプルで分かりやすい縁編みにしてみました。

これは、大物の割りに早く完成しますよ。
お色味がかわいい糸での多色づかいは、本当に楽しいですね。


札幌は、日が短くなって朝夕は肌寒く、すっかり秋です。

昨日は、ヴォーグ学園での講座の日でした。
春からの講座の最終回。

秋晴れの中、教えていただいたおいしいお店での打ち上げランチ、楽しかったです〜❤︎

秋からの講座も継続いただき、また、お申し込みいただき、ありがとうございます!

私はこもりっきりの秋(いえ、いつも)ですが、月1回の講座がとても楽しみです♪

ご遠方のみなさまも、秋冬の編み物をお楽しみください。
Ronique「冬のかぎ針あみこもの」製作こばなし-9-
2017.09.21


こちらは、amazon画像の5つ目の作品です。

かわいいモデルさんが羽織ってくれているショールの全貌は、このような形。

アシンメトリーな三角形です。
海外コンシャスな作品。

いつも、家にこもって編み物をしていますが、編み物の楽しさって万国共通だと思うと、一気に世界が広がるというか…

海外のスーパーマーケットに入ると、ものすごくワクワクしてしまう、あの感覚が編み物にもありますね〜♪

海外の編み物といえば、草原や砂浜で、ぱぁっとショールを広げている写真が思い浮かんできます。

うわぁ〜ステキ!となるのですが、パターンは英語だし、ほぼ棒針編みなので、かなりハードルが高いという現実。

かぎ針編みでも、そんな気分に近づきたくて編んだのがこのショールでした。

お色が変わると印象ががらっと変わりそう。


編み方の説明が、日本では編み図、海外ではテキストがほとんど。

編み図で表現しにくい動きを、テキストはたくみに説明してくれて、アバウトでいいところを、そう伝えられるのも便利。

そして、編み図が素晴らしいのは、
言葉がいらないこと。
ひと目で全体像が分かること。
法則性を見つけやすいこと。

これはやはり、非常に優れていますよね。

となると、
「編み図+補足的なテキスト」
という組み合わせができる日本の編み物環境っていいなぁと、あらためて思ったりします。

旅をして帰ると我が家の良さが分かる、というか。
慣れたものを気に入っているのかもしれません。


そんなことを思い起こしてしまう、ちょっとバタ臭い作品のご紹介でした。


今日もお読みいただき、ありがとうございます!
Ronique「冬のかぎ針あみこもの」製作こばなし-8-
2017.09.20


みなさまに励みをいただいての第8回目となりました。

amazonの画像で見れる4つ目の作品がこちらです。

サイズは、横がA4サイズぴったり(入れるのはちょっときびしい⁈)くらいで、意外と大きさがあります。
ややしっかり目のアラン糸で編みました。

掲載作品には裏布はつけていませんが、裏布派の方は、フェルトを使うと簡単でいいかもしれません。

ショルダーひもの作り目の数は何目でもokです。
レシピの目数をご参考に、お好みの長さにしてみてくださいね。


似たような形の革バッグを持っていて、とても使い勝手がよいので、こんな形のバッグを作りたいと思っていました。

ハニカム模様の編み地は、以前いろいろ研究していたときにはしっくりくるものができなかったのですが、今回、たまたま試した編み地が気に入ったので、このバッグに採用してみました。

すぐに成功したときより、なかなかうまくいかなかったもののほうが愛着が湧くものですね。

そういう意味では、見た目よりも、生み出された経緯のほうが、作品への思い入れに影響しているようです。

amazon画像では見れない、かんたんなソックスも、そんな作品の一つです。


昔読んだ『アイデアのつくり方』という本に、アイデアは、それについてずっと考えていて、なかなか浮かばないのだけど、それでも考え続けていると、あるときふと浮かぶ、という感じのことが書かれていたなぁと思い出します。

今は浮かばなくても、いつか浮かぶかもしれない、という考え方は希望的で、前向きで好きです。

常に、いつか思いつけるかもしれない何かをあたためていたい、というのも目標。

そんな探求材料も、不意に思い浮かぶとよいのですが♪


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