かぎ針編み「ヘリンボーンセーター」編み図
かぎ針編み「ヘリンボーンセーター」編み図
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ちょっと細めの糸で、ヘリンボーン模様のセーターを編みました。
完成して編み地を眺めると、この模様を編み切った!と、満ち足りた気持ちになれる一着かと思います。
こちら、まず先にサイズについてお伝えします。
サンプル作品は、平置きで、身幅 49 cm 着丈 56 cm 裄丈 68 cm。
模様の関係で身幅のアレンジは不可となります。
着丈とそで丈はアレンジが可能なので、パターンには着丈とそで丈のアレンジ方法のみを記載しています。
身幅も、実際のところアレンジできないわけではないのですが、細かな調整が難しいため不可と書きました。
下の画像は、胸囲約87cmのトルソーに着せていますのでご参考になさってください。

使用糸は、ISAGER「MERILIN」です。
合太に近いのかなという印象もありつつ、50g玉巻208mなので、一般的な中細毛糸に近そうです。
糸使用量は550gで、数字上は11玉ジャスト。
ロットの統一を考えると、余裕をもって12玉買っておくべきか、否か・・・という懸念が生まれそうな使用量となっておりますが、私は11玉で糸が余りました。
手のきつさゆるさ、着丈やそで丈の調整の有無、などあるので何とも言えませんが、ご参考までにお伝えしておきます。
素敵な色が多すぎて迷いに迷い、最終的に引き締め系カラーを選んでみました。
日本の毛糸であまり見かけないようなお色味が楽しかったりもします。
さりげない感じの混じり気がとてもよい雰囲気です。
こちら「クロスワッフルショール」と同じ毛糸で、風合いもかわいく、編みやすかったのでリピートしました。
完成までの長い時間をともにする毛糸、ぜひお気に入りを見つけてください。

このセーターは、「長編み表引き上げ編み」を使用した模様編みの作品になっています。
※裏引き上げ編みは使っていません。
パターンには編み図記号の解説も掲載しました。
トップダウンで編む、ラグランスリーブのデザインです。
ヨークを編む際は、編み間違い予防のためステッチマーカーなどで印をつけておくのがおすすめです。
編み図をチェックしながら進めていただく工程が多めなので、下の「容易度」はあえて辛口につけてみました。
技法としては、変わり編みなどはなく、一般的な引き上げ編みと、特殊なところでは「伸縮性のある作り目(解説ページへのリンク記載)」を使用します。
あと、このセーターの編み間違いの経験談ですが、小さいミスなら次の段を編むときに気付けたりします。
そして、その程度のものなら、そのままGoしても分からないくらいなので、編み直すかどうかは個性が出るところです・笑
なぜか大きな間違いに限ってしばらく気づけないので、疲れたときはご無理なく。
着実に進めていただければ完成するタイプの作品です。
編み地ができてきたら、ぜひ遠目でヘリンボーン模様を愛でながら、そでを通す日を目指してみてください。
細めの糸を使うこと、模様編み、編み図の確認・・・すべての道のりの中の何かが、完成した一着をラグジュアリーに感じさせてくれる作品であるはず!
[容易度]
基本技法のみ:★★★☆☆
間違いにくさ:★★☆☆☆
テンポの良さ:★★☆☆☆
短時間で完成:★☆☆☆☆
[編み図]
・日本語版
品番:CH02-053
形式:PDFファイル・A4・15枚
[使用糸]
Isager Merilin
[Col.16S]深緑 550g(11玉)
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