かぎ針編み「シームレスブランケット」編み図
かぎ針編み「シームレスブランケット」編み図
いろいろな糸を組み合わせて編む、かぎ針編みのブランケットです。
編み地は両面同じ模様なので、裏表を気にせずに使えます。
シームレスの名前は、とじはぎがないところからつけました。
そしてこちら、編み方のいくつかのポイントをおさえれば、かなり柔軟にサイズや形をアレンジできるブランケットでもあります。
余り糸の都合にあわせて、糸がなくなるところまで編んだら次の色にバトンタッチすることもできますよ。
あとは、お好みの大きさになるまで編み進めてみてください。
レシピと全く同じに編む以外は、完成するまでどんな模様になるのか分かりません。
私はそんな未知の展開がけっこう楽しくて、気づくと夢中で編んでいました。
編み方は、画像付きのプロセス解説も入れてありますので、ご参考になさってください。
一度要領が分かれば、あとは編み図を見ることもなく、どんどん編み進めていただけるタイプの作品です。
サンプル作品のブランケットは正方形に近い形に仕上がりました。
縦横比は糸都合で変わったり、お好みで変えていただくこともできますので、編みながら調整してみてください。
こちらは、ウールの極太毛糸と8号かぎ針を使用。
サイズは 76 × 79 cmで、全体の糸使用量が約890gです。
何種類かの毛糸を使っているので、多めに使った毛糸をページ下に「参考糸」として記載しておきました。
余り糸を消費したいときは、極太に近くなるようにお手持ちの毛糸を引き揃えて編んでもいいですね。
サンプル作品はストレートヤーンのみを使用していますが、もふもふした毛糸を途中に入れてみるなど、質感の違う毛糸をアクセントにしてもかわいくなりそうだなと想像しています。
厚みの出る編み地なので、極太毛糸くらいの太さで編むととてもあたたかいブランケットになりますよ。
さらに硬くて太めの糸で編んだら、ラグマットにすることもできるかも。
逆に、細糸で編んで幾何学模様っぽいショールにしたり、夏糸で編んでマルチクロスにしてもよさそうですね。
ブランケットはもちろん、ぜひ用途に合わせた作品づくりを楽しんでみてください!
[容易度]
基本技法のみ:★★★★★
間違いにくさ:★★★★☆
テンポの良さ:★★★★★
短時間で完成:★★★☆☆
[編み図]
品番:CH03-023
形式:PDFファイル・A4・7枚
[参考糸]
シティ ナチュラルウール極太
[202]310g(11玉)
[201]160g(6玉)
[203]150g(5玉)
[204]115g(4玉)
※これ以外に、他の毛糸も使用しています。