かぎ針編みで楽しむ、メリヤス編みのような表情
かぎ針編みにもメリヤスがあればいいのに、と思ったことはありませんか。
薄手でやわらかく、糸もたくさん使いません。
ウェアを編む場合、薄手で透け感もない編み方というのは、バリエーションとしてとても惹かれるものがあります。
今回は、かぎ針編みの中ではどこかメリヤス編みに近いの雰囲気のあるステッチでトップスを編んでみました。
襟元はボートネックで、そこから丸ヨーク。
トップダウンで編むので、編みながらサイズを検討することができます。
ゆとりのあるデザインなので、一番小さなサイズで、仕上がりの胸囲は109cm。
それでいて毛糸は8玉におさまり、かぎ針編みのウェアとしては軽やかな仕上がりになりました。

使用糸について
使用糸は ISAGER「MERILIN」、この太さが使いやすくてリピートしています。
ウール80%とリネン20%の糸で、混じり気のニュアンスがとても素敵な糸です。
当ショップで販売中のパターン「ヘリンボーンセーター」や「クロスワッフルショール」と同じ毛糸なので、糸の雰囲気などご参考になさってください。
パターンのポイント
この作品は、襟元の模様編みを終えてしまえば、あとの工程はシンプルです。
ウェア作品ではありますが、全体的な構造は比較的シンプルなので、レベルは中級としています。
襟の模様編みは、少し詳しい解説を入れています。
段数は少ないので、増目の箇所だけ編み図をしっかり確認しながら進めてみてください。
そのあとは、クロシェッターも言ってみたい〝メリヤス砂漠〟的なフェーズがつづきます。
かぎ針編みは目がはずれる心配がないので、もう少し気楽かもしれません。
動画や音楽をお供に「ながら編み」を楽しんだり、無心で針を動かす編み物時間に浸ることができるかと思います。
ヨークはステッチマーカーを駆使しながら編んでみてください。
マーカーは16個のご用意を推奨。
目数カウントを楽にするには12個はあると便利で、あと4個は、糸などの目印で代用することもできそうです。
サイズ感と着用イメージ
サイズ選びの際の「おすすめのゆとり」を「胸囲に対して15〜20cm程度」としています。
モデル着用画像は、胸囲に対して30cmのゆとりがあるので、ゆったりめに着たい方のご参考になればと思います。
落ち感があり着ぶくれしにくいデザインなので、少し大きめサイズを選んでみるのもおすすめです。
季節の変わり目に頼れる定番ウェアとして、ワードローブに加えてみませんか?
STORIES
スティラトップができるまで
糸選び、ヨークの編み直し、サイズ展開。編み図には入りきらない制作の話。
ストーリーを読む →
-みなさんの作品-
みなさんが編まれた、かぎ針編み作品「スティラトップ」をご紹介いたします。画像をクリックすると拡大画像がご覧いただけます。
morucoさんの「スティラトップ」
今回テスターとして参加することができ、日常の編み物の時間とは違った楽しさと緊張感を体験することができました。
かぎ針編みだけど棒針編みのような雰囲気もあり、工程によっては大変なところもありますが、編み進めるごとに見えてくる編み地が待ち遠しく感じました。
身頃丈と袖丈のアレンジもしやすいというのが好みのデザインにより近いものができるのが気に入っています。
あと個人的には裏側の編み地の美しさもお気に入りポイントです。
Roniqueさんの作品は、どれも好きでリピートすることが多いのですが、この作品も色違いやアレンジなどでまた編みたいなと思っています。
Yinさんの「スティラトップ」
I really enjoyed making the Stilla Top. I love its simple and elegant design, and the delicate details make it feel very special.
The pattern was clear and enjoyable to follow, and I’m very happy with how the finished top turned out. I can’t wait to wear it this winter!